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2011年3月31日 (木)

3年間ありがとうございました。

日経マネー読者の皆様、本日3月31日を持ちまして、日経マネー編集長を辞することになりました。3年間ありがとうございました。新聞社のデスクからいきなり雑誌の世界にやってきた素人編集長でしたが、読者の皆さんの暖かいご支援のおかげで、なんとか今日まで務めることができました。

思えばこの3年間は厳しい局面ばかりでした。サブプライム・ショックがリーマン・ショックにつながり、その後もドバイ・ショック、ギリシャ・ショック、最後の最後で大震災と、まあ、相場下げ要因にはことかかない3年間でした。

そんな中でも、前向きな編集部員たちと、日本の個人投資家にエールを贈り続けた日々は実に楽しく、やりがいがありました。日経マネーナイトなどで読者の皆さんと直接お話できたことも、いい思い出です。

ここからしばらくは、日本経済にとってかつてない試練の時を迎えると思います。状況が落ち着くにつれ、新たな課題も次々表面化してくるでしょう。それでも、日本経済は力強く立ち直ると信じて、立場が変わるこれからも、ニッポンの個人投資家を応援していきたいです。

私の後任は3年間、副編集長として支えてくれた安原ゆかりです。変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。読者の皆さん、ありがとうございました。お元気で!(鈴木 亮)

3月 31, 2011 編集長の一言 | | トラックバック (0)

2011年3月28日 (月)

被災地の親に…親孝行ローンの制度変更


生活設計塾クルーの深田さんより、先日、こちらのブログの記事、【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「住宅ローン、自宅の再建、どうする!?」の記事の一部変更のお知らせです。

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住宅金融支援機構の災害住宅復興融資の「親孝行ローン」ですが、このたびの震災により、緊急で制度変更になりました。

従来→
機構の災害復興融資の「親孝行ローン」は、子どもが親の近隣に住んでいないと利用できない。東京在住で親のためにお金を借りたいなら「親孝行ローン」よりも「連帯債務者」になるほうがハードルが低い

変更→
「親孝行ローン」は、子が離れた場所に住んでいても融資を申し込めるように今回の震災後、緊急で制度変更になりました。たとえば、東京に住む子が被災地の親の住宅再建のために親孝行ローンを借りる、といったことが可能になります

実際には子自身も自分の住宅ローンを持っている場合には親のためにローンを組むのは簡単なことではありませんが、利用できるように制度変更がされたのは、悪いことではありません。

3月 28, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

2011年3月24日 (木)

●皆様からの質問を大募集● 大地震でどうなる お金の疑問

「日経マネー5月号」はほとんどの地域で本日発売です!

★発売日遅延に関するお詫び★
印刷用紙の手配遅れなどの理由で、当初3月19日予定だった5月号の発売日が遅れることになりました。読者の皆様にお詫び申し上げます。ほとんどの地域は3月24日に発売いたします。東北・中国・四国は25日に発売、北海道・九州は26日、沖縄は29日になります。震災の影響で一部地域は、さらに遅れる可能性があります。

★内容に関するお詫び★
5月号の校了日は、まさに大地震の起きた3月11日でした。内容の手直しが時間的に不可能となり、そのため日本株の株式市場、企業業績など記事の前提はすべて震災前の状況となっております。何卒ご了承ください。

●皆様からの質問を大募集します● 大地震でどうなる お金の疑問

4月21日発売6月号は大特集「震災復興支援号・がんばれ、日本の個人投資家!」を予定しております。そこで編集部から、読者の皆様に誌面ご協力のお願いです。
未曾有の大震災に見舞われ、もちろん被災地にいる方だけでなく、そうでない方も不安の渦中にいることでしょう。日経マネーは少しでも皆様の不安解消のお手伝いができたらと思っています。
 
地震の影響によるお金のことについて、今、知りたいこと、困っていること、皆様の声を編集部までお寄せください。株や外貨投資、投信、保険、ローンなど、地震とおカネにまつわることであれば、何でもかまいません。皆様の声を反映させた誌面づくりの参考にさせていただきます。
 
【メッセージ募集方法】
日経マネーデジタル お問い合わせフォームから

 https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=money0804/
問い合わせ先・応募先を「誌面のご意見・ご感想」を選択し、ご投稿ください。ご投稿内容は匿名として紹介させていただくことがございます。
 
またツイッターでも気軽にご意見をお寄せください。
ハッシュタグ #jishinmoney を付けて、あるいは @nikkeimoney 宛てにツイートしていただければ、編集部で参考にさせていただきます。

皆様で一歩ずつ、力をあわせて進んでいければと思います。たくさんのご意見、お待ちしております。 

3月 24, 2011 お知らせ | | トラックバック (0)

2011年3月23日 (水)

「金融理解力養成講座」セミナー開催の意義

日経マネー編集部は47日(木)に「金融理解力養成講座」セミナーを開催いたします。

東北地方太平洋沖地震は、東北地方のみならず、日本全体にも大きな打撃を与えました。誰もが深いショックと悲しみに包まれるなか、私たちはどうやって立ち直ればいいのか。しかし、このような時だからこそみんなで考え、行動することに意義があると考え、開催に踏み切ります。

セミナーの第一部では「金融リテラシー検定」の調査結果をもとに、投資家のリテラシーや投資行動の実態について、藤沢久美さんがわかりやすく解説。日本の投資家の実態がデータから浮き彫りになります。

第ニ部では草食投資隊のコモンズ投信の渋澤健さん、セゾン投信の中野晴啓さん、レオス・キャピタルワークスの藤野英人さんに加わっていただき、「投資に成功する金融リテラシー」について、大いに議論を交わしていただきます。真に成功する金融リテラシーは、単なる知識だけでは獲得することができません。では、何が必要なのか…。その答えはぜひセミナーで。

第三部「金融リテラシー検定」では、受検結果の成績上位者だけでなく、下位者の方々にも、素敵なプレゼントをご用意しております。

投資に成功する「金融リテラシー=金融理解力」とは何なのか、どうすれば身につけることができるのか、一緒に考えてみませんか?

ふるってご応募ください!!ご応募はコチラから。

3月 23, 2011 | | トラックバック (0)

【緊急インタビュー】花輪陽子の節電コーチング・花輪家の楽しい節電生活編

本誌で「家計簿コーチング」の連載をしてくださっている花輪陽子さんからの緊急寄稿「節電コーチング」。

花輪陽子の節電コーチング・すぐできる見直し編
花輪陽子の節電コーチング・これを機に見直そう編

に続く今回は、花輪さんのお宅の徹底した節電ぶりをインタビューします。

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:花輪家の1か月の電気代は? 都内マンションで旦那様とお二人暮らしだそうですが。

:1年間で平均して月3000円代です

:え! 家計調査などの平均データよりやはりかなり低めですよ。どうやっているんでしょうか。

:まず、契約アンペアを30Aにおさえています。基本料金が安くなります。

:なるほど。ブレーカーを落とさないように気を付けるうちに、節電行動にもつながるかもしれません。

:そもそも基本的に家電製品の数が少ないのだとおもいます。わが家にはエアコンやウォシュレットもなく、テレビもブラウン管です。

Photo

:ああ!懐かしい!

:ブラウン管の方が消費電力は少ないですし、そもそも、ほとんど見ません。1週間で2、3時間くらい。

:エアコンがないというのもすごいですよね。取り付けてない。

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扇風機は30W、エアコンは、1200Wですよ。冬は家の中で着こみ、夏は薄着で風通しをよくして扇風機だけで過ごしています。

:そこまで違うんですね。それでも去年の酷暑を乗り越えるとはなかなかの猛者ですね。

:そもそも、取り付けてないので、つけようがありません。冬用にデロンギヒーターもありますが、1500Wとあってはなかなか使いたい気持ちになりませんね。

:そこまでW数を比較すると確かに気が引けますね。次はキッチンですが…

:コンロもIHクッキングヒーターではなくガスコンロにしています。食洗機もなく手洗いをしています。お湯はティファールのケトルで。カップ1杯分のお湯(140ml)を沸かす時の電気代は約0.5円です。

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:冷蔵庫はすっきりしていますね。

:物を詰め込みすぎないようにしています。冬場は野菜やフルーツをベランダで保存することもできますし。 あとは無駄な開け閉めをしないことを心がけています。

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15年物の冷蔵庫なので買い替えを検討中でした。調べてみると大型の冷蔵庫ほど、最新の省エネのものは消費電力が格段に下がるようです。うちは家族2人用の小さなものでいいのですが、小さいものはそんなに新しいものでも消費電力が変わらないことが分かって、とりあえず買い替えは見送りかな……

:冷蔵庫買い替え検討している方は、3月いっぱい購入分がエコポイント付与の対象なので、いそがなきゃですね。

:あと、ここ、白熱灯の照明があったので、これを今週からLEDに切り替えました。これです。

Led

Panasonic LED電球 LDA7L-G 消費電力7.2W 明るさ390ルーメン 寿命40000時間 お値段は3,480円(ビックカメラ店頭)

これまで、LED電球の弱点はスポットライト的な明るさ(広がりがでない)ことや明るさが弱いことでしたが、すっかりその弱みを克服してくれた商品だと思います。

Led2

:これで、どのくらいの節電効果が期待できますか?

:電力(電気代)は60Wの白熱球の1/8以下、お値段3,480円は若干高めですが寿命は40000時間ですから1日12時間使用したとしても9年以上持つ計算です。節電といって家を真っ暗にしていると防犯上よろしくありません(泥棒は明かり、音、手入れされたお庭に弱い)のでLEDにしてつけっぱなしのほうがよいかもしれません。また、電球のつけかえがむずかしいお年寄りにプレゼントをするにもいいですよね。

:節電に対する向上心に感心します! W数を比べたりしながら節電に取り組むのはなんだか楽しそうですね。

3月 23, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

2011年3月22日 (火)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「住宅ローンを延滞扱いにしないために」

先日緊急寄稿をいただきました「生活設計塾クルー」の深田晶恵さんより「住宅ローンの延滞扱いにしないため」の情報について、詳報をいただいております!

Fukata

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地震とおカネの知恵「住宅ローンを延滞扱いにしないために」

ファイナンシャルプランナー
深田晶恵さん

前回の記事では、ローン返済の引き落としがされなくても延滞扱いにはならず、延滞利息も徴収されないというのが原則、とお伝えしました。これは阪神淡路大震災時の対応が踏襲されるようです。

つまり、今はローン返済より緊急度の高いものを優先してOKです。

ただし、落ち着いたら取引銀行で手続きが必要と覚えておきましょう。

返済引き落としができなくても、被災者を延滞扱いにしないのが原則ですが、「被災者」だと申し出は必要です。銀行は、「ただの延滞」か「被災による延滞」なのか判断できないからです。

返済額が引き落としされないと、いったんは延滞利息(年利14%の日割り計算)がかかります。そこで「被災者」と申し出ると延滞利息が返金されます。

延滞3回目で個人信用情報に「延滞登録」されてしまいます(いわゆる"ブラックリスト")。「被災者」と申し出ると、登録を外す手続きが取られるので、落ち着いてから取引支店で手続きしましょう。

【被災者で住宅ローン返済中の人へ】ブログでもまとめてあります。
→http://blog.akie-fukata.com/?p=190

<深田晶恵さん・プロフィール>
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー。1967年北海道生まれ。外資系電機メーカー勤務を経て96年にFPに転身。FP会社で実務経験を積んだのち、98年4月にFPとして独立。現在は、生活設計塾クルーのメンバーとしてコンサルティング業務を行うほか、雑誌等の原稿執筆、講演などを手がける。近著は「住宅ローンはこうして借りなさい・改訂委3版」「住宅ローンにだまされるな!住宅ローン見直し偏」(いずれもダイヤモンド社)、「女子必読!幸せになるお金のバイブル」(日本経済新聞出版社)など

深田晶恵さん公式サイト お金のおけいこ。 http://www.akie-fukata.com/

3月 22, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

人気連載「金融リテラシー検定」のセミナーを開催!

藤沢久美さんの人気連載『金融リテラシー検定』の拡大版セミナーが開催されることになりました。その名も「金融理解力養成講座」

第一部は、藤沢さんが日本の投資家のリテラシーレベルについて解説。第二部では、おなじみ草食投資隊の3人が投資に成功するための知識・意欲・経験についてディスカッションします。

参加者には、自分のリテラシーレベルを判定できる「金融リテラシー検定」が無料で受けられる特典付き。豪華なプレゼントも用意されているので、皆さんふるってご参加ください!

●日時: 2011年4月7日(木)19時~21時(18時30分受付開始)

●参加費:無料

●会場:日経ビル6階カンファレンスルーム(千代田区大手町)

●ゲスト講師陣:

・シンクタンク・ソフィアバンク 副代表 藤沢久美さん

・草食投資隊=コモンズ投信 渋澤健さん、セゾン投信 中野晴啓さん、レオス・キャピタルワークス 藤野英人さん

●セミナーの詳しい応募方法はコチラから(金融リテラシー研究所HP)

3月 22, 2011 お知らせ | | トラックバック (0)

2011年3月19日 (土)

【緊急寄稿】花輪陽子の節電コーチング・これを機に見直そう編

Profile

3連休に入りました。初日は計画停電がいったん休止のようです。

本誌で「家計簿コーチング」の連載をしてくださっている花輪陽子さんからの緊急寄稿「節電コーチング」、前回はすぐに実行できる行動編でしたが、今回はこれを機にじっくり見直して効果がある節電行動をテーマに書いていただきました。ご家庭でも検討してみてください。

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●LED電球に変えよう

LED電球は白熱電球の約1/7、電球型蛍光灯の約1/2の電力(電気代)ですみます。

◎白熱電球:消費電力54W(1時間当たりの電気代約1.2円)
◎電球型蛍光ランプ:消費電力12W(1時間当たりの電気代約0.3円)
◎電球型LEDランプ:消費電力7.5W(1時間当たりの電気代約0.2円)

東京電力サイト
http://www.tepco-switch.com/life/labo/research/light/q_a-j.html#p01

●アンペア数を落とす

電気料金のざっくりとした計算式は下記のようになります。

基本料金 + 電力使用量料金 + (燃料費調整額) + 消費税

契約しているアンペア数により、電気代の基本料金が変わります。
30Aの場合、1ヶ月819円、50Aの場合、1ヶ月1,365円です。

東京電力サイト
http://www.tepco.co.jp/life/custom/q_and_a/komatta/breaker-j.html

アンペア数の変更の工事は通常無料ですが、工事に立会う必要があります。基本料金を節約できるメリットに加え、アンペア数に制限をつけることで、ブレーカーが落ちないように節電を意識するようにもなります。

●省エネ家電に買い換える エコポイントを活用!

冷蔵庫 年間消費電力量(kWh)    480kWh

最新の物に買い換えれば…→年間消費電力量は270kWh程度に。

2011年3月31日購入分までエコポイントが付与される予定です。買い替えを考えている人は活用しましょう。
http://eco-points.jp/buy/index.html

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次回は花輪さんご自身の節電状況をお伺いします。

3月 19, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

2011年3月18日 (金)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「住宅ローン、自宅の再建、どうする!?」

Fukata 先日緊急寄稿をいただきました「生活設計塾クルー」の深田晶恵さんから、住宅関連の詳しいアドバイスをいただきました。ローン返済中の方、自宅が壊れてしまった方、ぜひ参考にしてください!

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地震とおカネの知恵「住宅ローン、自宅の再建、どうする!?」

ファイナンシャルプランナー
深田晶恵さん

●住宅ローンを返済中の方へ

被災者は、ローン返済額がされなくても結果として「延滞扱い」にならず、個人信用情報にも登録されません(いわゆる“ブラックリスト”に載らない)。延滞利息も徴収されません。住宅金融支援機構は決定済み。銀行は近日中に発表の見込みです(阪神の震災では実施済みです)。※追記:3月22日アップの記事に追加情報があります。こちら。

つまり「延滞扱い」にならないので、当面は住宅ローン返済より優先すべき事に神経を集中していいということ。これはFPとしての私からのアドバイスです。

返済中の方で、生活資金が心配な人は「元金据置」の手続きをとりましょう。利息分だけ支払えばいいので元金は引き落とされません。元金相当分を生活再建に回せます。
最寄りの支店、支店機能が麻痺していたら、銀行本部へお問い合わせを。

<旧住宅金融公庫ローン、フラット35を返済中の方>
住宅ローン被災者専用ダイヤルがあります。
住宅金融支援機構コールセンター0120-086-353 or 048-615-0420。土日も実施。9:00~17:00。今週月曜日から少しずつ、問い合わせが増えているそうです。

被災者専用ダイヤルで相談できることは
①旧公庫ローンとフラット35を借りている人の今後の返済相談
②住宅再建のために融資を受けたい人向けの「災害復興融資」についての相談
です。

●自宅を再建しようという方へ

今回の災害で自宅の倒壊の被害に遭われた方には住宅金融支援機構の災害復興融資を活用しましょう。

住宅金融支援機構コールセンター
「被災者専用ダイヤル」0120-086-353または048-615-0420。土日も実施。9:00~17:00

・手順
被災者専用ダイヤルで状況を話し、アドバイスを受ける
→落ち着いたら罹災証明書を入手
→最寄りの銀行を通じて申し込む

年金生活者や収入の目途が立たない人は、金融機関に相談の上、子ども(収入のある社会人)を連帯債務者にして申し込む方法もあります。
機構の災害復興融資には「親孝行ローン」がありますが、子どもが親の近隣に住んでいないと利用できません。東京在住で親のためにお金を借りたいなら「親孝行ローン」よりも「連帯債務者」になるほうがハードルが低いでしょう。(※3月25日、制度変更がありました!親孝行ローンは子が離れた場所に住んでいても利用できます

<深田晶恵さん・プロフィール>
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー。1967年北海道生まれ。外資系電機メーカー勤務を経て96年にFPに転身。FP会社で実務経験を積んだのち、98年4月にFPとして独立。現在は、生活設計塾クルーのメンバーとしてコンサルティング業務を行うほか、雑誌等の原稿執筆、講演などを手がける。近著は「住宅ローンはこうして借りなさい・改訂委3版」「住宅ローンにだまされるな!住宅ローン見直し偏」(いずれもダイヤモンド社)、「女子必読!幸せになるお金のバイブル」(日本経済新聞出版社)など

深田晶恵さん公式サイト お金のおけいこ。 http://www.akie-fukata.com/

3月 18, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

2011年3月17日 (木)

【緊急寄稿】花輪陽子の節電コーチング・すぐできる見直し編

依然として状況の改善が進まず、皆様も不安な毎日を過ごされていると思います。

そして、被災地でなくとも、深刻な電力不足が続いています。これから都内でも大規模停電が実施されるかもしれません。本誌では「家計簿コーチング」の連載をしてくれている花輪陽子さんより「節電コーチング」のご提案をいただきました。

Profile

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私たちが国に対して今、一番できる貢献は節電です。今後、2、3年は需要に対して供給が追いつかないと考えられます。そのために、今までの3割ほど節電をしていく必要があると考えます。各家庭でも、これまでのように湯水のように電気を利用するのではなく、大幅な節電を心がけていく必要があります。  とはいえ、やみくもに節電をするのではなく、電気の仕組みを知り、効果の高いところからスマートに節電をしていきたいものです。

●まずは電気の仕組みを知ろう

家電製品には600Wなど、その製品がどれくらい電力を消費するのか(消費電力)が表示されています。Wという単位はアンペア(A)×ボルト(V)を掛けた数字です。消費電力(W)は、電気使用量として計算されます。そのため、消費電力(W)をできるだけ抑えることが節電につながります

一般的に、電気代を計算する場合は、「kWh(キロワットアワー)」という数値で計算をします。1kWh(1キロワットアワー)とは、1キロワット(1kWは1000W)の電力を1時間消費した場合ということです。

消費電力が60Wの白熱球ランプを2時間利用した際の消費電力量は120Whということになります。
1kWhあたりの電気代は概算として22円で計算されることが多いです。60Wの白熱球ランプを1時間付けっぱなしにした場合の電気代は60Wh、つまり0.060kWhとなりますので、22円×0.060=1.32円の電気代がかかるということになります。

参考:http://www.eco-taisaku.net/denki/denkidai_w.html

●すぐできる節電から取り組もう


電力供給が足りない状況が続いています。いくつかすぐにできる節電アイデアをお伝えします。わかりやすいようにWを表示し、比較できるようにしました。

・テレビの主電源 「こまめにスイッチオフ」


緊急警報を聞くためにずっとテレビをつけっぱなしにしていると電力がかかってしまいます。テレビの電源は見ない時は消すようにしましょう。リモコン待ち状態でも若干ですがエネルギーを消費するために、主電源から消し、長期不在の時はプラグを抜くようにします。情報が気になるようでしたら、ラジオやインターネットのほうが節電効果はずっと高いです。

◎テレビの消費電力
液晶テレビ175W東芝 LED REGZA 42Z1 42型
プラズマテレビ365W Panasonic TH-P46G2 46型
ブラウン管テレビ 花輪家のブラウン管テレビは65W

◎ラジオの消費電力 6W
PanasonicFM緊急警報放送対応FM/AM2バンドラジオ RF-U350

◎ノートパソコンの消費電力65W
PanasonicレッツノートCF-B10AWADR

・お湯はケトルかガスで使うたびに沸かす


電気ポットでお湯をキープするのは便利ですが、保温している間も電力がかかります。そのために、ケトルや電気代のかからないガスでその都度お湯を沸かす、せめて省エネ性の高いポットを利用することをおすすめします。

◎電気ポット タイガー
http://www.tiger.jp/product/02electricthermos/pfu_g.html
PFU-G220(2.2L) 1日当たりの消費電力1.07kWh/日(電気代約24円/日)(室温23℃、湯わかし2回/日、再沸とう1回/日、保温85℃で23時間/日、電気料金22円/kWh(税込み)

◎電気ポット タイガーPVS-G300<省エネタイプ> 3.0L
1日当たりの消費電力0.60kWh/日(電気代約13円/日)
…省エネのタイプのポットの場合、電力も電気代も半分ですみます。

◎ガスコンロで沸かす
ガスのためにもちろん電気はかかりません。1回当たり1.9円(*20cmのやかんで15℃の水1リットルを沸かした場合)東京ガスのサイトより http://www.tokyo-gas.co.jp/ultraene/enest10.html

◎ティファールのケトル(ニューヴィテス プラス スカイブルー 1L)
消費電力1450W カップ1杯分のお湯(140ml)を沸かす時の電気代は約0.5円(沸騰時間約50秒)、満水(1L)の場合は約2.4円(約4.5分)で保温のための電力はかかりません。※電気代は、1kWh/22円(税込)で計算。自動電源オフまでを基準にしています。

・ホットカーペットの節約法


  反面モードにすれば電力は半分、設定温度を低めにする、断熱マットで効率を上げると節電になります。
Panasonic かんたん床暖 DC-25G4 消費電力820W 1/2電力モードあり
「家庭の省エネ大辞典」
https://docs.google.com/viewer?url=http://www.eccj.or.jp/dict/pdf/05.pdf

・掃除機
Panasonic MC-PA20W 200〜1000W
掃除機を使えば電力がかかりますが、クイックルワイパーの場合もちろん電力は全くかかりません。

・ 食洗機
Panasonic食器洗い乾燥機 NP-TR3 60Hz 最大消費電力 1180W
手洗いの場合、水道代、ガス代(お湯を使う場合)がかかりますが電力はかかりません。
食洗機を使う場合はまとめ洗いをする、余熱で乾燥をさせるなどをすれば節電できます。

「家庭の省エネ大辞典」より
https://docs.google.com/viewer?url=http://www.eccj.or.jp/dict/pdf/13.pdf

・ ウォシュレット
一年中つけっぱなしではなく寒い冬以外はひかえましょう。使わないフタを閉める、便座や洗浄水の温度を低めにするだけでも効果はあります。

TOTO 消費電力1282W
http://www.toto.co.jp/products/toilet/t00004/09_05.htm

「家庭の省エネ大辞典」より
https://docs.google.com/viewer?url=http://www.eccj.or.jp/dict/pdf/14.pdf

・ 炊飯器
日立RZ-KV100K 1400W 1時間当たりの保温時消費電力15.67Wh
ご飯を炊いたら保温にせずにすぐにスイッチオフ。あまったご飯は冷凍をしましょう。

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今日はすぐできる節電方法をお伝えしました。次回はこれを機に見直したい節電対策について、アップします。

3月 17, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

2011年3月14日 (月)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「甚大な地震被害……投資についてはどう考える?」

東日本大震災におきまして、被災地関係者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。日経マネー読者の中にも被害にあわれた方がたくさんいらっしゃると思います。日経マネー編集部では少しでも皆様への有益な情報が提供できるよう、弊誌でもいつも取材に応じてくださっている独立系FP会社「生活設計塾クルー」の皆様から、「地震とおカネの知恵」をテーマに緊急寄稿をいただきました。

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「甚大な地震被害……投資についてはどう考える?」

ファイナンシャルプランナー
前川FP事務所アドバンス 代表 http://mmaekawa.dreamblog.jp/
前川貢さん

Maekawa

被災地の映像が、実は土砂やがれきが積み上がった2階部分程度の位置にあり、その下に本来の住環境があったと聞き、家族でショックを受けています。 被災地の方は、今後のことも考えられない人、今後のことが頭をよぎり不安で何から手をつけよいか途方に暮れている人が大半だとお察しします。 被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

私が専門とするのは投資のアドバイスです。ただ、投資のところまで気が回る被災地の方は少ないと思います。 生命保険や損害保険の専門とは違い、具体的な案内ができないのを心苦しく思います。「当座の資金をどこで確保できるのか」「証書等の金融機関に問い合わせを行う書類は手元にあるか」「担当金融機関はどんな対応をしてくれると情報発信をしているか」のなどの確認が、お金周りでまずは行うべき大事なことだと思います。

被災地の方が口々に不安とするのは「情報が欲しい」ということです。 政府、行政や金融機関など生活に直結する方々には、被災者の方々が直面するだろう課題に対して、先に先に情報提供を広く行っていくことが求められます。私ができる事はホント些細なことしかできませんが、私の専門は投資なので、今後について考えていることをお伝えします。

●大きく下げたあとの戻しは大きい

日経平均株価は海外で1万円割れとなりました。こういう事態が発生したわけですから、「とりあえず、売っておこう」とする動きは仕方ありません。 また現在においても、神奈川沖でさらに大型地震が発生するかもとする懸念が継続してある限り、「この水準は割安だ」と日本株を買い付ける動きも弱いものと思います。

しかし、この後の災難が続かなかったとすれば、日経平均株価の1万円を大きく割り込む状態はやはり割安ですし、震災を材料に大きく下落した後の相場の戻しは通常は大きいものなりますので、この水準を受け止めて、将来に備える気持ちを持ち、いたずらに心配を募らせて自らを焦らせないようにしたいものです。為替相場が円高に振れている状況はプラス思考で、円資産から外貨資産にシフトする機会だとも思います。

また、「何をすべき」と同時に、メンタル面についてもアドバイスを……。

●無理をせず、できる範囲内で不安事案を消していきましょう!

不安はあれもこれもを巻き込んで雪だるまのように膨れあがっていくうち、すべてが解決不可能のように思え気持ちが押しつぶされてしまいます。 そのマイナス思考から抜け出すには、一番不安なことは何かと、明確にしていくことです。つらいことですが……一番な不安なことが、なんとか動けばなりそうだと思えれば、今まで漠然と不安に思っていた大きなものが、 「これは今大事、これはもうちょっと先に考えること」と整理がついていき、不安の雪だるまが少しずつ小さくなっていくことがあります。 一気に解決しようと思っても、それは無理な話だと受け止め、今できること、自分ができる範囲内で一歩踏み出せることを考えます。 一歩踏み出し、ひとつ課題が解決していく目安が立つと勇気につながると思います。

心が折れないように無理せず、自分のできる範囲内で一歩踏み出す勇気を持ち続けていけることを願ってやみません。

<前川貢さん・プロフィール>
まえかわ・みつぐ/1961年生まれ。学習院大学経済学部卒業後、大和証券に入社。人やお金に振り回されず、おおらかに投資に取り組みたいと考える投資家をサポートするため2003年に独立。その人にあった投資スタイルを見つけるお手伝いを行っている。近著に「いま債券投資が面白い」、「あなたの投資信託選びは間違っていないか?」がある。

3月 14, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵・「地震のときの医療保険、生命保険はどうなる?」

東日本大震災におきまして、被災地関係者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。日経マネー読者の中にも被害にあわれた方がたくさんいらっしゃると思います。日経マネー編集部では少しでも皆様への有益な情報が提供できるよう、弊誌でもいつも取材に応じてくださっている独立系FP会社「生活設計塾クルー」の皆様から、「地震とおカネの知恵」をテーマに緊急寄稿をいただきました。

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「地震のときの医療保険、生命保険はどうなるの?」

ファイナンシャルプランナー
内藤眞弓さん

Naitou
●災害関係特約……ってなに?

医療保険、生命保険に特約としてついていることが多いのですが、ご存知でしょうか。災害による入院給付金や後遺障害、死亡保険金については支払いを厚くする、という特約です。
ただ、「地震や噴火・津波」もしくは「戦争その他の変乱」を原因として入院したり、高度障害状態になった、あるいは死亡した場合、この災害関係特約による給付金や保険金が削減されるか支払われない可能性があります。あまりにも請求額が甚大になると保険の計算基礎を揺るがすことがあるからです。

●東北地方太平洋沖地震では災害関連特約全額支払い、請求簡略化

削減や支払不可……というのはあくまでも原則。
3月12日に、日生、第一、住友、明治安田、太陽は、今回の地震に関しては、災害関連特約はすべて削減せず全額支払いを発表しました。他の会社はまだわかりません。 おそらく追随するのではないかと思いますが、「原則」は削減の可能性があるということです。
保険金の支払いに関する審査も簡素化するとのこと。請求に際しては保険証券や届け出印をなくしていても、免許証等で対応してくれるそうです。

<内藤眞弓さん・プロフィール>
ないとう・まゆみ/1956年香川県生まれ。13年間の大手生命保険会社勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。1人1人の事情や考え方に即した生活設計、資金運用などの相談業務を行う。各種団体のセミナー・講演等の講師としても活動。
■著書・共著 :『医療保険は入ってはいけない!新版』『新版生命保険はこうして選びなさい』(ダイヤモンド社) 『賢いあなたのマネープラン』(ソーテック社)他。
■連載 :NIKKEI NET『医療保険特集』、日経ビジネスオンライン『FP内藤眞弓の“もう、お金には振り回されない!”』他
■「日本の医療を守る市民の会」主宰  。

3月 14, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「国の制度や地震保険について知っておこう」

東日本大震災におきまして、被災地関係者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。日経マネー読者の中にも被害にあわれた方がたくさんいらっしゃると思います。日経マネー編集部では少しでも皆様への有益な情報が提供できるよう、弊誌でもいつも取材に応じてくださっている独立系FP会社「生活設計塾クルー」の皆様から、「地震とおカネの知恵」をテーマに緊急寄稿をいただきました。

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「国の制度や地震保険について知っておこう」


ファイナンシャルプランナー
清水香さん

Simizu被災者の皆さんのことを考えると、本当に胸が痛みます。

わが家では、家族ともども無事で済んだことを感謝していますが、今回は私も帰宅難民の1人となりました。 移動手段が徒歩しかないとはいえ、街は普段とさほど変わらない状況でパニック状況が生じていることもありませんでした。ただ八王子までの9時間は、はるかに想像を超える厳しさでした。 最大の懸念は子どもが被災時にどこにいるのか、けがをしていないかでしたが、結果的には親族が速やかに回収してくれていたため、その点は恵まれていました。ただ、ほとんど連絡が取れなくなり、状態の確認が速やかにできず、ずっと不安でした。

さらに、わが家はタワーマンションの27階なのですが、相当揺れたらしく 部屋内はめちゃくちゃになり、先程復旧したところです。地震後すぐに状況を確認してくれていた親族と電話がつながった時、言葉を失っていたので、覚悟はしていましたが、食器棚が倒れ、食器の大半は壊れていましたし、リビングと寝室の本棚が2竿、倒れていました。家具の固定が甘かったようです。 今回、すべてやり直し、しっかり固定し直しました。とはいえ、壊れたのは食器類とリビングのシャンデリアの電球くらいですみましたし、自宅で被災してケガをするといったこともなく、本当にラッキーでした。

皆さんへのアドバイスを簡単にまとめました。

●ポイント1:被災者のための国や自治体の制度を知っておこう

以下のサイトにどんな制度があるのかしっかりまとまっています。

被災者支援に関する各種制度の概要
http://www.bousai.go.jp/fukkou/kakusyuseido.pdf

●ポイント2:ここに気を付けて!地震保険の請求方法

請求のプロセスはこちら

Simizu_2

・地震・津波・噴火被害については、地震保険の契約がないと保険金を受け取れません。契約している場合は、地震保険証券がなくても、保険金の請求はできますので、保険会社や代理店に確認を

・地震保険の請求方法については以下の記事も参考にしてみてください。

損害調査担当に訊く 火災保険事故のウラ側 その3
http://allabout.co.jp/finance/gc/325102/

出る?出ない?地震保険金
http://allabout.co.jp/finance/gc/11995/2/

地震保険金の支払いには上限がある
http://allabout.co.jp/finance/gc/46802/

●ポイント3:地震保険に入っていない……火災保険、共済、損害保険もチェックを!

・地震保険の契約がなくても、地震によって火災が発生した場合には、火災保険から「地震火災費用」が支払われることがありますので 問い合わせを。支払われるのは火災保険金額の5%程度などで、契約している火災保険により異なります。

・都道府県民共済の「新型火災共済」からは見舞金が、全労済「自然災害保障付火災共済」からは共済金が支払われることがありますので、問い合わせを。

・損害保険では、例外を除き、地震等による被害は免責(支払い対象外)となっています。 例外とは、一部の自動車保険にある車両保険の特約「地震・噴火・津波補償特約」といったものがあるといった場合のみです。

・補償内容が分からない場合には、損害保険会社のコールセンターに電話をして、対象になるかどうかを確認するとよいと思います。いくつかの損害保険会社に問い合わせましたが、いまのところ、電話がつながらないほど契約者からの問い合わせが集中しているわけではないとのこと。むしろ、状況が一服してから問い合わせをする人が増えるのでは、と思います。

<清水香さん・プロフィール>
しみず・かおり/1968年東京生まれ。ファイナンシャルプランナー。学生時分より生損保代理店業務に携わるかたわら、FP業務を開始。2001年、代理店での10年間の経験を生かし独立、のち(株)生活設計塾クルー取締役に就任、現在に至る。相談業務、執筆・講演なども幅広く展開、TV出演も多数。著書に「こんな時、あなたの保険はおりるのか?(ダイヤモンド社)」共著に「新版 生命保険はこうして選びなさい(ダイヤモンド社)」等多数。連載:NIKKEINET「自動車保険」AllAbout「火災保険」全国生協連「賢い保障選び」など

3月 14, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「阪神大震災のころの経験をもとにアドバイス」

東日本大震災におきまして、被災地関係者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。日経マネー読者の中にも被害にあわれた方がたくさんいらっしゃると思います。日経マネー編集部では少しでも皆様への有益な情報が提供できるよう、弊誌でもいつも取材に応じてくださっている独立系FP会社「生活設計塾クルー」の皆様から、「地震とおカネの知恵」をテーマに緊急寄稿をいただきました。

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「阪神大震災のころの経験をもとにアドバイス」


ファイナンシャルプランナー
浅田里花さん

Asada この度は本当に心が痛みます。事務所も本棚の本が全部落ち、机周りもぐちゃぐちゃになりました。 わが家(14F)もひどい状態です。でも、東北太平洋側の惨状を思うと何のことはありません。

実家が阪神淡路被災地域でした。当時は実家は壁にヒビが入る、食器類が全滅、物置が壊れたくらいの被害で人の被害はありませんでした。 しかし、その後ストレスから父が体調を崩しました。 地震でのケガなどはまぬがれたものの、その後の健康悪化で亡くなった方(特に高齢者)のことはよく聞きます。 被災されて避難所などにいる方も、いまは緊張でもっているかもしれませんが、この後が心配です。

当時の経験も踏まえて、いくつかアドバイスをしたいと思います。

●被害に遭われた方へのアドバイス

・通帳、印鑑、キャッシュカードをなくした被災者には、運転免許書などで本人確認ができれば払い戻しの便宜が図られています。
 生命保険、損害保険、証券会社も、証券をなくしていても払い戻しに応じるといった便宜をはかるようにしています。

・防犯を考慮すれば、あまり大金を引き出さないほうが安全でしょう。多くても1か月の生活費分くらいにとどめたいところです。

・金融機関が生活再建のために低利での融資をスタートさせています。希望をもってライフプランを立て直していただきたいと願います。

●それ以外の方へのアドバイス

・遠方だけど何かしたいという読者さんの場合、何が必要かの情報をチェックされるといいと思います。 現地のニーズと合わない支援物資も届くようなので。 手っ取り早いのは義捐金ではないでしょうか。 あと、阪神大震災のときは全国から多くの若い人がボランティアで来られましたが、日本に希望を見る思いでした。 今後、状況が許せばボランティア活動もアリかと思います。

・すでに、自衛隊の救援物資受付を名乗るなど、なりすましが出現しています。募金や救援物資に協力する際には、くれぐれも信頼できる団体が行っている活動家どうかの確認が必要です。

・いま一度、急な災害に見舞われた場合の対策を立てておきたいものです。マネー関連でいうと、阪神淡路の時に一番安全だったのが銀行の貸金庫でした。本当になくなって困る大事なものは貸金庫へを検討するといいかもしれません。また。とりあえずキャッシュカードや運転免許書があれば現金は用意できます。常に身近なところに持っておきましょう。

・計画停電の影響もあって、首都圏の経済にも大きなマイナスが出てくるでしょう。当面株式投資は様子を見るほうがよさそうです。

・また、まだ予断を許さない状況が続きます。阪神大震災のときに一番困ったという声を聞くのが「トイレの水」でした。被災地域外の人も、今後の万一に備えて風呂の水を溜めておくことをお勧めします。

<浅田里花さん・プロフィール>
あさだ・りか/1959年兵庫県生まれ。日興證券(当時)、独立系FP会社(株)エムエムアイを経てフリーでの活動を始める。現在は金融機関に属さない独立系FP会社「生活設計塾クルー」のメンバーとして、生活設計、資金運用、保障設計などの相談業務、各種団体のセミナーや講演を行う。書に『住宅・教育・老後のお金に強くなる!』(集英社be文庫)、『お金はこうして殖やしなさい』(共著 ダイヤモンド社)など。

3月 14, 2011 最新ニュース | | トラックバック (0)

【緊急寄稿】地震とおカネの知恵「地震が起きたら!まず知っておきたいこと」

東日本大震災におきまして、被災地関係者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。日経マネー読者の中にも被害にあわれた方がたくさんいらっしゃると思います。日経マネー編集部では少しでも皆様への有益な情報が提供できるよう、弊誌でもいつも取材に応じてくださっている独立系FP会社「生活設計塾クルー」の皆様から、「地震とおカネの知恵」をテーマに緊急寄稿をいただきました。

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「地震が起きたら!まず知っておきたいこと」

ファイナンシャルプランナー
深田晶恵さん http://www.akie-fukata.com/

Fukata 地震当日、私は西日暮里で足止めされましたが、夫が迎えに来てくれて3時半には帰宅できました。出先での情報は、おもにツイッター。その利便性はありがたかった一方で、テレビでの映像を見ていなかったで、被災地の深刻な状況をわかっていませんでした。
(ワンセグは電池消耗がこわくて、見ていません)

家に帰ってからは、テレビ、ネット、新聞、何でもあるのでいくらでも情報がとれますが、被災地の人は圧倒的に情報がとれないだろうなと実感しました。

という理由から、私からはツイッターでも流せるように、それぞれ短めのアドバイスをお送りします。

●火災保険のみでも「地震火災費用保険金」が出るケースがある
地震・噴火・津波を原因とする火災によって建物が「半焼」以上になったときに受け取れる。一般的に保険金額の5%。1千万円だと50万円なので、お見舞い金相当と考えるといい。地震保険に入っていないから、何ももらえないと思いこんではダメ。

●建物被害が少ないなら写真を撮っておく
明日以降、保険会社のコールセンターはパンク状態になるだろう。建物被害が少ない人は、写真等を撮っておき、一段落してから問い合わせる。「被害が甚大な人を優先」と念頭に置く。

●義捐金詐欺に注意!
・日本赤十字社などがメジャーだが、そこを装った詐欺もあるので注意。振込口座名が「日本赤十字社 (個人名)」と個人名のものはニセモノと思った方がいい。今日の段階で日本赤十字社は「義捐金は関係機関と調整後、案内する」とまだ受付をしていない。

・赤十字以外のNPOなどに義捐金を送るなら、日頃からHPを通じて活動をウオッチし、信頼・共感しているところのみに限定するのが安心。今回初めて目にしたところは、選択肢に入れない方が無難だろう

・被災地にいる家族、親戚を装った「振り込め詐欺」も多発するだろう。いったん電話を切って本人と確認できるまで、絶対に振り込んではダメ。子ども・学生を使った街頭募金も発生しているようなのでこちらも注意(募金集めに立っている人もだまされている)。

●被災地での情報収集
避難所ではPCが使えず、テレビもずっと見れるわけではない。新聞を手に入れ、被災地以外からの視点を取り入れては。今朝の朝刊では大手生命保険会社各社が「地震では本来適用されない災害保険金を適用します」と広告がでている。注意事項や金融機関対応の記事も参考になる

●ツイッター利用の注意点
情報が早いので大変便利。ただし、誤った情報もあるので、冷静に情報の取捨選択を。

●損保会社の地震保険、火災保険に加入なら

まず代理店へ連絡。代理店と連絡がつかないときには、損保会社のコールセンターへ。電話番号がわからないときには、損保協会へ問い合わせを。0120-107808、携帯・PHSからは03-3255-1306へ(国内損保会社のみ)。各社のコールセンターを教えてもらえる。

●JA共済に加入なら最寄りのJAへ、全労済のお客様サービスセンターは0120-00-6031、都道府県民共済加入で窓口がわからないなら本部のフリーダイヤル0120-600-050で各地の県民共済の連絡先を教えてもらおう。

●住宅ローンの返済が滞りそうになったら
・旧住宅金融公庫ローン、フラット35を利用中の人の返済相談は、窓口の銀行の支店、または住宅金融支援機構・東北支店022-227-5013へ。払い込みの据置、返済期間の延長などの措置を設けている。

・銀行の住宅ローンの利用者で返済が滞りそうになったら、まず支店へ一報を入れ、返済の見直し相談を。各行の対応の詳細は出ていないが、わかり次第伝えることにする。

・被災住宅復旧のための融資(新規)は、住宅金融支援機構の「災害復興住宅融資」がある。コールセンター0120-086-353で相談を。その他、銀行でも「災害復興ローン」を扱っており、金利の割引をしているので、最寄りの銀行の支店で相談を。

<深田晶恵さん・プロフィール>
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー。1967年北海道生まれ。外資系電機メーカー勤務を経て96年にFPに転身。FP会社で実務経験を積んだのち、98年4月にFPとして独立。現在は、生活設計塾クルーのメンバーとしてコンサルティング業務を行うほか、雑誌等の原稿執筆、講演などを手がける。近著は「住宅ローンはこうして借りなさい・改訂委3版」「住宅ローンにだまされるな!住宅ローン見直し偏」(いずれもダイヤモンド社)、「女子必読!幸せになるお金のバイブル」(日本経済新聞出版社)など

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2011年3月 1日 (火)

柴田明夫先生が中国人民元を語ります

セミナーのお知らせです。

本誌連載「商品相場で斬る国際経済」が

人気の丸紅経済研究所代表、柴田明夫さんが

たっぷり90分、

中国経済の動向と今後の人民元の展望を解説する

セミナーが開かれます。参加費無料です。

人民元への投資を検討している方は、情報収集の機会として

活用してみてはどうでしょう。

開催日時:2011年3月5日(土)14:00~16:15(開場13:30)

会 場:サピアタワー(東京駅 八重洲北口改札口より徒歩2分)
東京ステーションコンファレンス5階 会議室503
http://www.tstc.jp/access/index.html

定 員:130名(参加費無料)

【セミナープログラム】

ご挨拶:ユナイテッドワールド証券 代表取締役社長 林和人(10分)

第1部:ゲスト講師の丸紅経済研究所代表、柴田明夫氏による、
   " 中国経済の動向と今後の人民元の展望 "の解説。 (90分)

第2部:弊社ファンド事業グループより、現在募集中の
    「中国人民元預金ファンド(オープン)」のコンセプトと概要
     についてご案内。 (35分)

◆ セミナー詳細・お申し込みはこちら
http://www.uwg.co.jp/ad/seminar/20110305.html

3月 1, 2011 お知らせ | | トラックバック (0)