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2010年3月11日 (木)

アニュアルレポートで銘柄分析

編集部の坂崎です。

アニュアルレポートってご存知ですか?
日本語では「年次報告書」とも呼ばれ、経営内容についての総合的な情報を掲載した冊子です。

欧米では一般的に作られているそうなのですが、日本では有価証券報告書のように「必ず作らなければいけない」という決まりもなく、上場企業のうちアニュアルレポートを発行しているのは、約400社くらい。そのうち日本語版が作られているのは200社くらいだそうです。
私自身も、アニュアルレポート=海外投資家向けの英語の資料 という先入観がありましてあまり馴染みのないものだったのですが…

先日、コモンズ投信で「アニュアルレポートに触れてみよう!」というセミナーに参加しまして、私も初めてじっくり読んでみました。
長期目線での銘柄分析にとても役立つツールなのだそうです。

セミナーでは最初にバリューリサーチ佐藤明さんによるアニュアルレポートの読み方の解説がありました。

NBオンラインでもアニュアルレポートについての佐藤さんの記事が載っています↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20090730/201243/
なぜアニュアルレポートが長期投資に役立つのか? 納得できると思います。

そして、実際に数社のアニュアルレポートについて、実際に触れて、読んで比較。

Imgp2845

どこの会社のアニュアルレポートが一番優れているか、などセミナー参加者と話しあいました。(ちなみに私はコマツが一番よかったなぁと思いました)

とても、楽しい体験でした

というのも、決算書のように白黒の文字だけ、非常に無機質、静的な決算書に比べて、アニュアルレポートはカラーでレイアウトも自由な「雑誌」に近い。決算書だと、「よーし、読むぞーーー!!」って気合が必要ですよね(ま、プロはそうでもないのかもしれませんが…)。でも、アニュアルレポートは、社員の笑顔の写真やら、分かりやすいグラフやらがたくさん入っていて、雑誌感覚で、気軽に、楽しみながら読めるのです。で、1冊読むと、その会社の「今」がだいたい、伝わってくる。個人投資家にとって、最もとっつきやすいIR資料だといえるでしょう。

Imgp2848

投資検討しているところがアニュアルレポートを出していたら、ぜひ読んでみることをお勧めします。

…といっても普通、アニュアルレポートって個人投資家にはあまり配られていないようなのですよね…。コスト的な問題だと思いますが…。大抵は会社のIRサイトからPDFで見られるようになっているのですが、冊子で読んでみたい、という方はIRの方に電話して聞いてみてください。

3月 11, 2010 編集部裏日記 |

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