« 日経ビジネス&日経マネー共同セミナーのお知らせ | トップページ | NYSE Liffeの先物市場解説セミナー »

2009年9月11日 (金)

大学生が考える「投信の売り方」

こんにちは。編集部の坂崎です。
朝晩の風が涼しく、すず虫の合唱が盛大に。日に日に秋めいてきましたね。

少し前になりますが、独立系直販投信会社のコモンズ投信が夏休みに大学生チームと組んで開催した「ビジネスコンテスト」を見学してきました。この夏は、どうも大学生とご縁があったなぁ…♪

ビジネスコンテストは「コモンズ投信のファンを増やすための施策」を、大学生に考えてもらう(そして実行してもらう)というもの。社長の伊井さんからお話を聞いて、それは面白そうですねー!となり、打ち合わせの段階から、何回か、見学させてもらっていました。そして、先月28日に、最終発表があったのですが、やっぱり面白かった! 
たくさんの気づきが、ありました。

ポイントをいくつかご紹介します。 (続きは↓)Commons1

★投信業界、金融について、全く知らない大学生だからこそ斬新なアイデアが生まれる!

…金商法やら、個人情報やら。コンプラ縛りが多いこの業界。気づかないうちに、私たちは萎縮しちゃっていたんだなあ、と、改めて実感しました。最終プレゼンこそ、実現度の高い案が揃ったように思いますが、むしろ、その前のブレストが刺激的。例えば「結婚式でご祝儀の代わりに投信をプレゼントする」なんていうアイデア。こういう、突拍子のないアイデアこそが、凝り固まったオトナたちの頭を、ほぐしてくれるもの。「どうせ無理だよ」ではなく「面白いから実現できないかな」のワクワクの発想になりました。閉塞しがちな時代、これはたくさんのオトナたちに必要な頭の切り替えですよね。

★大学生はネットをちゃんと「道具」として使えている!

…最終プレゼン案はいずれも「ネット」上で展開するソリューションがメインでした。ブログでのクチコミマーケ、動画広告や、Twitterなどなど。そのプレゼンには不思議と、説得力があったんです。それは、ネット環境が当たり前の中で育った彼らは、そのメリットデメリットを、体感的に、知っているからなのかなと。

「ネット」に対して、オトナたちは必要以上に重視したり、あるいは懐疑的になったり。「新しいからすばらしい」「所詮ネットでしょ」とか…。それに対して、大学生はあらゆるネット上の仕組みを「道具」として客観的に見れている印象がありました。ネットとの付き合い方、ネットをどう使うか、は大学生に聞くと、何か答えが見えてくるかも? 優勝チームの動画広告は、これから実現に向けて活動を始めているとのこと。楽しみです。

★大学生は企業の「パートナー」としてステキな存在!

…いろんな大学から大学生を集め、チームを組み、10日間の打ち合わせ期間を経て、最後にプレゼンテーション。綿密な企画から最後の実行まで、主導していたのは大学生の運営チームの皆さん。熱心な姿にいつも感動していました。

今回、打ち合わせの段階から近くで見ていて感じていたのは、大学生と企業って、もっと仲良くなってもいいんじゃないかということ。大学生は、おカネはないけど、時間はある、やる気もある。そして発想も企業人とは異なる。金銭的な報酬目当てじゃなくて、純粋に仕事に一緒に取り組んでくれる、そんな誠実なパートナーになりうるんですね。大学生にとっては社会の仕組みを知る、大きなステージで何かをやり遂げる挑戦の機会を与えられるわけなので、双方に意味のあることなのでしょう。

企業はつい、「直接お客さんになる人」のことばかり、考えがちです。そういう意味では、金融機関も、私たちマネー誌も、資金の少ない大学生は「売る」対象ではないので、大学生に何かを働きかけよう、と、なかなかならない。でも、一緒に仕事をするパートナーとしてはとてもステキな存在なんじゃないかと。

運営チームの皆さん、次は私たちと何か、一緒にしませんかネ(笑)?Commons2_2

いろいろと気づきをいただけた楽しい企画。お招きいただきまして、ありがとうございました!

(←大学生&コモンズ投信のみなさん)

9月 11, 2009 編集部裏日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138031/46182769

この記事へのトラックバック一覧です: 大学生が考える「投信の売り方」: