« 次号の編集長インタビューは、教育問題に切り込みます | トップページ | Editor's Eye動画本日更新! »

2009年5月20日 (水)

「まっとうな」資産運用セミナーのご案内

日本経済新聞編集委員の田村正之と申します。

今日は「I-Oウエルス・アドバイザーズ」という会社の資産運用セミナーのご紹介したいと思います。

主催は国際証券アナリストの草分けで「100歳までの長期投資」「長期投資道」などの著書のある岡本和久さん。会員になると投信、コモデティ、外貨など様々な分野のプロを招くマンスリーセミナーを聞けたり、投資家同士の交流会に参加できたりします。
世の中に投資の勉強会は数多くありますが、その多くは「どの銘柄が上がるか」「チャートで占う買い時売り時」など、短期間の大もうけを狙うための手法が中心です。しかしそうした手法は多くの場合、勝ったり負けたりの繰り返しで、結局はあまり資産を増やせないことになりがちです。
国内外の様々な研究で、資産の値動きの9割ほどはアセットアロケーション(国内外の株や債券などをどのような比率で保有するか)で説明できることがわかっています。「I―Oウエルス」の特徴は、そうした「まっとう」な視点に立って「長期」「分散」「低コスト」の資産運用を勉強できることにあります。有料ではありますが、きちんとこうした分野を学べるセミナーはあまりなく、お薦めです。
4月のセミナーは無料でインターネットで公開されていますから、ごらんになってみてください。

<プログラム>
●「『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読む④:ポートフォリオ理論入門」(岡本和久)
●「春季*投信集中講座①販売姿勢に影響されない投信選びのポイント」(イボットソン・アソシエイツ・ジャパン、月刊「投資信託事情」編集長、島田知保氏)
●「定期分配型投資信託設定の背景と今後の投資環境について」(国際投信投資顧問㈱副社長、山内一三氏)

以下のアドレスから見ることができます。
http://www.i-owa.com/seminar/member.html

5月 20, 2009 お知らせ |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「まっとうな」資産運用セミナーのご案内: