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2009年5月 1日 (金)

日経新聞田村編集委員よりお知らせ

日本経済新聞の編集委員の田村正之と申します。

6年ほど前まで日経マネーの副編集長としてお世話になりました。今回、5月23日に東京・上智大学で開かれる「行動経済学」のシンポジウムと、拙著のお知らせです。

まずはシンポジウムから。
もともと経済学というのは、誰もが理論通りに合理的に動くという前提で研究されてきました。でも実際はそうではなく、金融商品選びでも、売買のタイミングでも、感情に流されがちですね。そうした「生身の人間の(必ずしも合理的ではない)行動」を研究するのが行動経済学で、数年前、米国の研究者がノーベル経済学賞を取りました。
今回のセミナーで「他人がどう動くのか」の理解を深めれば、投資にも大きく役立つかもしれません。基調講演は日経マネーでもおなじみの勝間和代さんです。

【行動経済学シンポジウム】
日時 : 2009年5月23日(土) 午後2時30分~5時30分 
会場 : 上智大学四谷キャンパス10号館 (東京都千代田区紀尾井町)  
講演 : 勝間和代 氏 (経済評論家)『どうして自己変革は難しいのか。方法論の考察』
パネルディスカッション:『バブルは何故出来るか?』
 小幡績氏(慶應義塾大学経営管理研究科 准教授)
 柴崎健氏(みずほ証券投資戦略部 シニアファイナンシャルアナリスト)
 俊野 雅司 (㈱大和ファンド・コンサルティング 上席研究員)
 真壁 昭夫 (信州大学経済学部)

申し込みはコチラから
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/abef/event/20090523/forum1.html

次に拙著のお知らせもさせてください。
先日、日本経済新聞出版社から『しぶとい分散投資術』という本を出しました。Sibutoi 昨年出版してご好評をいただいた『月光! マネー学』の続編です。中身はこんな感じです。

序章:1929年の大恐慌を克服した長期分散投資
……米大恐慌時、株価が戻るには25年かかった。その中でわずか3年9か月で損益がプラスに転じた投資手法とは何か?
第1章:金融危機を乗り切るしぶとい投資とは
……今回の金融危機でも長期・分散の手法ならプラスを維持できていた。リバランスの意味やドルコスト平均法の効果と限界は?
第2章:アセットアロケーションの作り方
……モダンポートフォリオ理論て何? 各資産ごとの組み合わせでリスクとリターンはどう変わる?
第3章:ETFを深く知って収益アップ
……低コストのETFは国際分散投資の有効な手段。しかしETFには「3つの価格」があり、割高に買えば低コストの有利さが吹き飛んでしまう。それを防ぐには?
第4章:金融危機でどうする個別株投資
……PER、PBR、配当利回りなどの各指標はいつも有効なわけではない。指標ごとのクセは? 米国景気後退を簡単に見抜くサインは?
第5章:外貨とREIT、「高利回り」のねらい方
……金利差を狙いにした投資は、いつか必ず通貨の下落でそれまでの金利分が吹き飛んでしまう。ではどうすれば?
第6章:お金の「安全」について真剣に考えよう
……株、債権、投信、保険は、関係している企業が破綻すればどうなる? 破綻を見抜くために有効なキャッシュフロー計算書の読み方とは?

今回の金融危機では投資そのものへの疑いも生まれました。でも過去の国内外のデータを検証すると、相場予測などが困難な「普通の投資家」でも着実に資産を増やしていける手法があることがわかります。それをぜひ知っていただきたいと思いました。ご感想などお聞かせいただければ幸いです。

5月 1, 2009 お知らせ |

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