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2009年3月19日 (木)

21世紀の高値を更新するのはいつ?

『日経会社情報』の山本です。Nk
3月16日発売の『日経会社情報・2009春号』をもって担当から外れることになりました。思い返せば、2007年3月に編集長に就任してからわずか2年の間に、経済も株価も激変してしまいました。

2003年4月の7607円を底に日経平均株価は華々しい復活を遂げ、2006年4月には同年の高値である1万7563円まで上昇しました。しかし、いま振り返ると、ここがピークだった思われます。2007年7月に1万8261円の高値(2001年以降、つまり21世紀の最高値)を付けていますが、2007年の段階ですでに株式相場の勢いはかなり薄れていました。結果論ではありますが、2006年1月のライブドアショックで新興株市場が崩れた時点で、投資家にとって難しい局面に入っていたのです。

では、株式相場はいつ回復するのでしょうか。21世紀の高値を更新する日はいつ来るのでしょうか。『日経会社情報・2009春号』を読むと、企業業績には明るさを見いだしにくい状況です。収益が堅調なのは、家で食事をする「内食」関連などごく一部の業種に限られます。その一方で、世界的な金融緩和や公的資金の出動によって、株式市場に資金がどっと流入する時期が近く来るだろうと期待する向きもあります。企業業績を常に見ている私は、ついつい悲観論に傾いてしまうのですが、それでも自信を持って今後の株価動向を予測することなんてできません。とにかく難解なのです。

だからこそ、興味が尽きないとも言えます。経済や景気、株式相場をウオッチするのは「教養・娯楽」の一つのジャンルだと思います。昨年秋以降に金融危機が世界的に広がったことで、国民の不安感が一気に高まりましたが、それとともに未曾有の事態に直面して知的好奇心が湧いてきた人も大勢いたはずです。『日経会社情報』や『日経マネー』は投資で成果を上げるためだけでなく、こうした知的好奇心を満たす読み物でもあるのです。私自身、『日経会社情報』の部数をどんどん増やしていかなければならない立場としては苦戦を強いられましたが、この2年間、色んなことを学べました。

『日経会社情報』を手にとっていただいた方々や、私のブログを読んでいただいた方々には厚く御礼申し上げます。4月以降は新しい編集長が誌面づくりに取り組みます。引き続きご支持をいただければ幸いです。

3月 19, 2009 編集部裏日記 |

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