« リニューアルセミナーは大盛況 | トップページ | 経済ニュース本プレゼント! »

2008年12月15日 (月)

「最悪の年は2009年」であってほしい

本日発売の『日経会社情報』新春号。編集長の山本朗生さんより、メッセージが届いております!4半期ごとに上場会社全ての業績に目を通している編集長ならではの視点です。

--------------

『日経会社情報』の2009新春号、本日発売しました。前号(2008秋号)の発売日、9月16日はリーマンショックの直撃を受けて日経平均株価は605円の大幅安。今号も発売日直前の週末に米国の自動車大手3社(ビッグ3)の救済問題で日経平均株価が急落して「またか」と思いましたが、今日の日経平均は428円高。大引け直後にこの原稿を書いてますが、やれやれという気分でいます。やはり発売日に大幅下落は嫌なものです。Nk

しかし、今後の相場展開については楽観できるような状況ではありません。今号は編集作業をしながら、企業業績の悪化の深刻さを何度も痛感させられました。さらに大規模な人員削減をはじめ、実体経済の悪化を示すニュースがいくつも報じられ気分が重くなりました。

経済情勢は今秋以降に激変しました。過去に例のない急降下。来年(2009年)についても悲観論が多いです。私もかなり悲観的で、株価が再度下落するのではないかと恐れています。いま私が願っているのは「最悪の年は2009年」になることです。言い換えれば、「2009年が底」になることです。経済が今後一段と悪化するにしても、2009年に底が到来するのなら多くの人は何とか耐えられるでしょう。2009年が底で2010年には明るさが戻ってくるのであれば、実体経済の変化を先取りして動く株価は2009年のどこかで底打ちするはずです。

2009年3月期の大幅減益はもはやどうしようもありません。09年4月から始まる2010年3月期も低調な出足になると想定しておいた方がいいでしょう。問題は、そこからです。景気や企業業績の低迷が延々と続くのであれば、国民の生活は悲惨な状況になる可能性があります。日経平均が5000円台なんてこともあり得るのでは。「100年に1度」という事態が起きているだけに、こうした強度の悲観シナリオも現実味を帯びます。

日経会社情報の編集作業では投資家の視点を持って企業業績などをチェックしていますが、今回は国民生活を守るためにも業績が一刻も早く回復に向かってほしいと強く思いました。色んな思いを込めて、2009新春号の表紙には「早く来い!相場の夜明け」と打ちました。

『日経会社情報』編集長 山本朗生

12月 15, 2008 編集部裏日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138031/43428508

この記事へのトラックバック一覧です: 「最悪の年は2009年」であってほしい: