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2008年3月 3日 (月)

新編集長よりご挨拶

みなさんこんにちは。

3月1日付で編集長になりました鈴木亮と申します。よろしくお願いします。

直前までは日経金融新聞の副編集長をしていました。デイリーからマンスリーへとサイクルが変わり、まだ戸惑うこともありますが、編集部の元気いっぱいの仲間たちと、いい誌面をお届けしたいと思っています。

さて、事実上の勤務初日となった3月3日、日経平均株価はいきなり600円を超える大幅安となり、いきなり波乱のスタートとなりました。
昨年夏、サブプライムローン問題が表面化して以来、株式相場は大荒れです。「あの時、売っておけば‥」「こんなに長期化するとは思わなかった」「もう、しばらく放置しておくしかない」などなど、思いは様々でしょう。

しかし、朝の来ない夜はない。嵐もいつかは過ぎ去ります。こういうときこそ、あわてず、冷静に情報を集め、長期的な投資戦略を練り直すいい機会かもしれません。資産の形成はじっくり時間をかけてするものだと思います。日経マネーが、そのためのよき伴走者になれれば、こんな嬉しいことはありません。

◆◆◆

ここ数年、日本の株式市場なのに、その主導権は完全に外国人が握っています。売買シェアの7割を外国人が占め、その動向に振り回される。こんな状況を歯がゆく思う方も多いでしょう。でもその流れは大きく変わるのではないかとみています。市場を席捲した海外マネーの多くは、借りてきたおカネに思いっきりレバレッジをかけたものでした。典型がヘッジファンドです。しかしサブプライム問題でこうした資金は今、厳しい状況にあります。

代わりに登場すると期待される海外の資金は、ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)とオイルマネーです。ヘッジファンドとの違いは、借りてきたおカネではなく、手元にある自分の資金ということです。だから短期間に結果を出す必要もなく、じっくり腰をすえて果実を狙います。もうひとつ、借りてきた金ではなく、自分の手元にある資金で勝負する投資家がいます。日本の個人投資家です。もちろん信用取引などもありますが、基本は自分の手元にある資金を現物株に投資し、長期保有で資産形成を目指します。

SWF・オイルマネーと日本の個人。この2つの「手がね持ち」投資家が、08年の日本の株式市場のカギを握ると思います。

3月 3, 2008 編集長の一言 |

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