« 海外投資アンケート募集します! | トップページ | マネー関係10月1日スタートもの »

2007年9月19日 (水)

『日経会社情報・秋号』発売中!編集長からコメントです

9月14日に『日経会社情報・秋号』が発売になりました。Photo
山本編集長から、コメントがとどいております!
-------------------------------------

日経平均株価が1万8000円台にあり先高予想も強かった――。わずか1カ月半前、7月下旬のことですよ。今や1万6000円前後に低迷し、それでも多くの投資家は下振れリスクにおびえている。株式市場の難解さ、怖さを改めて知らされました。サブプライム問題、世界的な信用収縮、円キャリー取引の巻き戻しなんて解説されても納得しにくいですよね。

この不気味な株安の中で、9月14日発売の『日経会社情報・秋号』の編集作業は進みました。今号では各社の利益予想が前号と比べてどれくらい変わったかを示す「修正情報」を拡充しましたが、下方修正より上方修正の方が優勢です。企業業績が依然好調で株価だけが低迷するのだから、当然、各種投資指標で見た割安感は強まります。秋号に掲載した投資指標は8月末の株価終値を基準にしており、東証1部全体の予想PER(株価収益率)の平均値は18.04倍。前号(夏号)に掲載した5月末の株価終値に基づくPER19.79倍よりかなり低下しました。同様にPBRは1.91倍→1.75倍に低下、予想配当利回りは1.25%→1.38%に上昇しました。

さらに予想配当利回りが2%以上の銘柄を決算期別に一覧できるようにしたランキングも作成しました。その数1195。これは驚きです。全上場銘柄の約3割ですよ。8月末の日経平均は1万6569円でしたから、1万6000円前後の水準なら、もっと2%銘柄は増えます。そういえば、2年ほど前、日経マネー編集部にいた時に「2%クラブ」と名付けて同様のランキングを作りましたが、今や数が多すぎて2%台くらいではそそられない。当時の2%クラブに入っていた(と思います)日産自動車なんて3%台半ばですよ。

世界を駆けめぐる巨額の資金の流れを、一般投資家が実感を持って理解するのは困難でしょう。サブプライム問題について先読みしようとするより、自分の投資尺度に従って個別銘柄についてじっくり分析する方が、チャンスをつかめるのではないでしょうか。値段は変わらず割安銘柄増量。『日経会社情報・秋号』はお買い得とPRさせていただきます。

『日経会社情報』編集長 山本朗生

9月 19, 2007 お知らせ |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138031/16502432

この記事へのトラックバック一覧です: 『日経会社情報・秋号』発売中!編集長からコメントです: