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2006年1月31日 (火)

サマンサタバサジャパンリミテッドに潜入

関口です。取材でサマンサタバサジャパンリミテッドの本社にお邪魔しました。

同社は昨年の12月12日に東証マザーズに上場した、バッグ・ジュエリー中心のブランド企業。公募価格36万円に対して初値は90万円、現在の株価は170万円前後と、注目度高し。シャラポワ選手やヒルトン姉妹、モデルの蛯原友里さんなどを起用した華やかなプロモーションでも有名ですね。

4月号(2月21日発売)に同社の寺田和正社長が登場します。お楽しみに。

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2006年1月27日 (金)

マイカーの買い替えと脱デフレ

山本です

 9年ぶりに車を買い換えようと、休みの日にトヨタの販売店に行きました。車種は「ラウム」と一応決めています。でも営業マンの言い値をどう受け止めればいいのか分からず戸惑っています。初めて買ったホンダのシビックは60万円台の中古車、今乗っているトヨタ・カリーナは新古車を120万円くらいで買いましたが、新車購入はラウムが初めてです。

 営業マンはラウムは車体価格(消費税込み)169万8900円から15万円引きと言います。人気のピークは過ぎた車だし決算期末も近いのでもっと安くなるかもと思いました。一方、9年物のカリーナは価値ゼロらしいです。4万キロしか乗っておらず快調に走るのにゼロなのかと失望しました。とはいえ常識知らずは私なのかもしれません。知人は販売店をいくつか回って各店の見積もりを比較するのが普通の買い方と助言します。どう行動すればいいのか迷っております。

 いきなり話は変わりますが、「脱デフレ」が実現するかどうかを見る上での注目指標は自動車販売だと私は思っています。百貨店の売り上げが好調だとか外食店の客単価が上がったなどと報じられていますが、いわゆる「資産効果」で売り上げが伸びる代表格は自動車でしょう。昨年までは軽自動車を除く国内販売は停滞を続けており、ここを見る限りでは消費が本格的に盛り上がってきたとは言いにくいでしょう。自動車の販売が本格的に上向かない限り、デフレ状態から力強く脱していく展開にはならないと考えられます。

 私が迷った挙句、ラウム購入をやめてカリーナを乗り続けるのはデフレ的行動です。細かいことを気にせずにラウムを買えば脱デフレ的行動です。こんな私のような消費者の決断が積もり積もって、景気や株価の流れをつくるのでしょう。個人的には脱デフレの流れが強まると思いますが、それにしても昨年半ば以降の株高の中で国内自動車販売が伸びなかったのは不思議です。

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2006年1月24日 (火)

ライブドア新体制で感じたこと

山本、関口

060124a  ライブドアが24日午後8時から開いた新体制発表の記者会見に編集部員2人が参加した。新たに代表取締役になった熊谷史人(くまがい・ふみと)さん、新社長に就任した平松庚三(ひらまつ・こうぞう)さんの発言の詳細やライブドア事件の経緯は他のメディアに任せてここでは取り上げないが、会見を聞いた直後の感想を書いてみた。

◎まずは副編集長、山本から。
 私は28歳の熊谷さんと60歳の平松さんの中ほどの世代だ。会見場の2人を最初に見たときは熊谷さんは若くて危なっかしい、平松さんは安定感があるという印象だった。ライブドア経営陣の社会的経験の浅さが事件の一因という認識から、人生経験豊富な平松さんが社長に選ばれたそうだ。株主総会を開催する時間がないために、取締役でないままに社長になったといい、業務の執行はすべて平松さんが担当する。

 しかし、会見を聞いている限りでは、代表取締役の熊谷さんを中心に荒波の中を進んでいくことになるのだろうと感じざるを得なかった。会見のキーポイントなるコメントの大半は熊谷さんが発した。「身売りは考えていない。資金繰りには余裕がある」「株式の百分割自体は問題だとは思わない」「逮捕された幹部の有罪が確定したら経営陣に再び入ることはない」「ライブドアの社名は変えない」といった発言だ。会社に対する思い入れの深さは、グループに入ってから日の浅い平松さんの比ではない。
 会見で質疑応答が進むに連れて熊谷さんの存在感が強まり、平松さんの影が薄くなったように思える。報道陣が2度にわたって浴びせた「熊谷さんは事件に関与していないと明言できるか」という質問に「捜査中のことですからコメントは差し控えたい」としたのは残念だったが、熊谷さんを求心力として社員がまとまれば、会社は存亡の危機を乗り切れるかもしれないと感じた。

◎次に若手記者、関口から。
 今回疑いのかかっている行為以前の04年12月にライブドアグループ入りした弥生の平松さんを執行役員社長に据えた点、平松さんは60歳で、いわば社長として“普通”の年齢であり、堀江前代表取締役社長の若くて奇抜なイメージとかけ離れている点は「これまでのライブドアとは違う会社に見せたい」という意図を強く感じた。コンプライアンス遵守とコーポレートガバナンスの強化を目的とする「経営委員会」の設置も同じ目的であろう。

 会見の最後に記者からの「仮に容疑者の有罪が確定して刑期を終えた場合、役員として迎え入れるのか」との質問に、熊谷さんは「それはしない」とコメント。ホリエモンはもうライブドアに戻ってこないのだという。
“新しいライブドア”のアピールは大まか成功したと感じた。しかし具体的な建て直しのプランは今後練っていくとのこと。本当に変わったのかどうか見極めるには、もう少し時間がかかりそうだ。

(22時46分、写真追加)

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ものすごい数の報道カメラ。

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左が熊谷史人代表取締役、右が平松庚三執行役員社長。

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2006年1月20日 (金)

3月号もお得です!

編集長の北澤です。

LDショックとマネショックと東証ショックの余波はしばらく続くのでしょうか。昨年来の急騰相場の反動でいずれ調整必至とは思っていたものの、こんな事件が引き金になろうとは正直驚きでした。少なくともネット関連を中心とした新興株には、しばらく警戒感がつきまとうとしてもしかたありません。

半面、19、20日の相場を眺めていて、今の市場には耐性というか、ショックを受け止めるだけの懐の深さがあるのだなあ、とも感じました。個人投資家が被った打撃は大きかったものの、逃げ切った人、ここは絶好の押し目と買い出動する人などの話もたくさん耳に入ってきます。これが90年代のバブル崩壊や2000年以降のITバブル崩壊のときだったら、市場は今ごろもっと悲惨な状態になっていたことでしょう。ファンダメンタルズが上向きなこと、さらには多様な価値観を持つ幅広い投資家の市場参加(システムにはだいぶ負担になってますけど)が、市場を打たれ強くしているようです。言うまでもありませんが、そんな市場に取引所や仲介業者など、本来は市場を支えるべき人々が水を差してはいけません。

前置きが長くなりました。私からのお知らせは、「日経マネー」3月号は明日(21日)発売!です。今号の巻頭特集は「株主優待&配当 最強グランプリ」。デスクの山本もここで書いてましたが、株価が下がって買いやすくなった優待銘柄や、利回りがちょっと上がった高配当株が今こそ面白い?森永卓郎氏に委員長をお願いし、名うての優待マニアとともに結成した「日経マネー株主優待協議会」が選んだジャンル別の一押し優待銘柄はなかなか秀逸です。

まもなく確定申告のシーズン到来ということで、第2特集は「確定申告・得するガイド」です。どこよりも分かりやすく、初めての人でもすぐに申告書を書ける「完璧ガイド」を目指しました。金融商品別に申告のノウハウをまとめた「投資の税金スーパーガイド」の別冊付録が付いて3月号はいつもと同じ600円!ご購読いただければ幸いです。

1月 20, 2006 編集長の一言 | | トラックバック (1)

こんなときに元気な投資家×3

関口です。こんな状況ではありますが、今日はある学生個人投資家さんに取材をしにいきました。日本市場が暴落した17日に、一気に4000万円を失ったと聞いていたので、どれだけ落ち込んでいるのだろうと、こちらもやや暗い気持ちで行ったのですが、どうやら杞憂だったようです。

彼は約1億円を保有していて信用取引によるレバレッジを使い、約3億円を運用しており、そのせいで4000万もの損を出したわけですが、17日にいったん逃げ切り、昨日の反発で2000万円取り戻したそうです。

それでも僕なんかは「2000万円も損じゃないか……」と思ってしまうのですが、彼は「いやー、いい勉強になりましたよ。というか株価が下がってちょっとうれしいくらいです。高くて買いにくかった銘柄が買いやすくなりました」とのこと。

隣に座っているお友達(学生投資家・600万円運用)も、「うんうん」と同意していました。さらに遅れてやってきたお友達(学生投資家・1200万円運用)は、本日のデイトレで「勝った勝った」と喜んでいました。

あちこちのブログや掲示板で「こんなに損しました報告」が目立っていた印象だったので、彼らがうれしそうに今後の戦略を語っているのが新鮮でした。

ちなみに、4000万の損を出した彼の今日のブログのエントリー

結局昨日のリバで2000万弱取り返したので、あと少し。
っつっても、別にたいした損ではない。ということをご報告。
1月の利益がふっとんだくらいです。

だそうです……。

1月 20, 2006 編集部裏日記 | | トラックバック (0)

2006年1月18日 (水)

こんな時こそ株主優待&配当に注目

編集部の山本です

 ライブドアショックにより日経平均株価は1月17日、18日と2日連続で400円を超す下げとなりました。16日の186円安まで含めるとたった3日間で1100円余りの下げです。私は18日午後2時ごろに都内某所の街角で株価ボードを眺めていました。多くの通行人がボードの前で立ち止まり、驚きの表情を見せていました。

 個々の銘柄の値段を見ていると、確かに驚くべき急落ぶりですが、同時に今までずいぶん上げたんだなあとも感じました。例えば、みずほフィナンシャルグループ。18日は前日比3万4000円安の85万1000円で引けましたが、去年の4月の安値(46万9000円)などと比べるとはるかに高い水準です。
 鉄鋼、商社、不動産、鉱業、小売りなど圧倒的多数の銘柄がみずほのような状況です。「半年くらい前の株価水準に戻ってもおかしくない」などと弱気になれば、押し目買いなんてとても怖くてできません。でも、急落時は後で振り返ったら絶好機だったという例は多いです。

 悩ましい局面に差しかかりましたが、ライブドア絡みの醜聞などとは絶対に無関係なしっかりした銘柄に着目するのは一案でしょう。さらに2月期末や3月期末が近いので株主優待や配当に目を向けるのです。ぎらぎらと値上がり益の好機を狙うのではなく、「あの優待をゲットして使おう」などと楽しい投資を考えてみるのです。それには、この週末(1月21日)に発売予定の『日経マネー3月号』も役立つはずです。ご注目お願いします。

aaa_r ←1月18日の株価急落は驚きのニュースだった。

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2006年1月13日 (金)

ネット関連企業をもっと知りたい

山本です

 2006年もインターネット関連企業の成長は続きそうです。でも、一口にネット関連と言っても個々の企業を見ると事業内容は多種多様。何をして稼いでいるのか分かりにくい企業も少なくありません。「ネット業界はよく分からない。もっと知りたい」と思っている人は大勢います(私もそうです)。そんな需要にこたえるように、書店のビジネス書のコーナーには、最近ネット関連業界の解説本があれこれ並ぶようになりました。

 その一冊として私が購入したのが『IT業界儲けのカラクリ』(徳間書店刊)です。著者は経済ジャーナリスト、仁科剛平さん。書名は『IT業界』とありますが、ネット業界と言い換えてもOKだと思います。ソフトバンク、ライブドア、楽天の御三家から始まって、デジタルガレージ、マクロミル、オプトなど100社余りの事業内容や業績、株価の展望などを解説しています。色んな会社があると改めて実感させられました。

 株式市場でもネット関連銘柄は一大勢力です。特に新興市場のネット関連銘柄は成長期待の大きさで人気があります。でも、その企業のことを本当に知って投資している人は案外少ないかもしれません。仁科さんが本の中で「株価は割高」と指摘している銘柄もたくさんあります。2006年のネット関連銘柄の主役は何か。これからのIPO(新規株式公開)銘柄も含めてじっくりウオッチしていきたいと思います。

it ←著者の仁科さんに年明けに会いました。各企業の将来性を知るには「株価を見るのが一番」と話していました。

1月 13, 2006 編集部裏日記 | | トラックバック (0)

2006年1月12日 (木)

お年玉プレゼント!

関口です。

プレゼントのお知らせです。1月といえばお年玉ということで、今回はどどんと3冊!
以下の3冊からお選びの上、ドシドシご応募ください。

A、『「株」泣かない負けない投資術』東保裕之 著(創己塾出版) 5名
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旧山一証券でディーラーなどを経験したBRBインベストメント東保さんが、個人投資家でもすぐに真似できそうなノウハウや株式市場に対する心構え、シンプルなチャート分析法などを記した本です。

B、『やさしくわかる! 株のクリニック』雨宮京子 著(実業之日本社) 5名
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本誌連載「株の達人」でもおなじみの著者が、株を始めて少したった人が陥りがちな疑問にQ&A方式で答えます。「巷で言われる板情報の読み方は間違っている!」など、売買の実体験に基づいた身のあるアドバイスが満載です。

C、『1日1回15分 たのしい[株]短期トレードの本』阿部智沙子 著(東洋経済新報社) 5名
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本誌連載「投資力診断!」でもおなじみの著者が、寄り付きや引けなど1日1回注文を入れればいい、気楽な短期トレードのスタイルを提案します。様々なテクニカル指標の有効性を、エクセルで徹底的に検証したデータも必見です。

これらの本をご希望の方は、1.お名前、2.住所、3.メールアドレス、4.希望商品のアルファベットを記入の上、件名を「お年玉プレゼント希望」として、money@nikkeihome.co.jp までメールをお送りください。締切は1月22日いっぱいとさせていただきます。

当選の発表は、本の発送をもってかえさせていただきます。

※いただいた個人情報は、本の発送にのみ利用させていただきます。なお、日経ホーム出版社のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

1月 12, 2006 プレゼント | | トラックバック (1)

2006年1月 4日 (水)

今年の日経平均の高値は2万4000円?

山本です

 今年の日経平均株価はどう動くか--。年明け早々に掲載される、恒例の日本経済新聞の経営者アンケートや日経金融新聞の専門家アンケートを読んでみました。今回は両紙ともに目立ったのが高値1万8000円という回答。「まあ、そんなところだろう」という感想を持った読者が多かったのではないでしょうか(私もそうです)。

 ところで、誰もが驚いた2005年の急騰相場を、前回(2005年初)の日経新聞と日経金融新聞の紙上で予想していた人がそれぞれ1人ずついます。日経の経営者アンケートでは潮田健次郎・住生活グループ会長がその人です。日経平均の高値について、ただ一人、1万5000円と答えていました。
 さらに、すごいのは05年1月4日の日経金融新聞紙上で「高値は12月の1万6000円」と回答していた専門家です。その人の名は--。『日経マネー』でもお馴染みの沢上篤人さん(さわかみ投信代表取締役)です。

 では潮田、沢上両氏の06年の高値予想はどうだったか。潮田さんは「12月に2万3000円」と登場した経営者20人の中でただ一人2万円台を挙げていました。沢上さんはもっと上を予想し「12月に2万4000円」。
 現時点では「それはないでしょ」と言いたくなりますが、2005年の“実績”を考えると意外な展開があるかも。私も今後の株式相場をしっかりとウオッチして、読者の皆様に役立つ情報をお届けしたいと思います。

1月 4, 2006 気になるニュース | | トラックバック (1)