« 隣の有望株(1) ~コンビニ払い込み用紙の裏側に~ | トップページ | タイピングでクリスマスを占う »

2005年12月 8日 (木)

グロソブ手数料引き下げの裏

編集部の山本です

 12月7日の日経朝刊にグローバル・ソブリン・オープン(通称・グロソブ)の広告が出ていました。保有者はおよそ115万人だそうです。まさに国民的金融商品といった感があります。

 このグロソブの最近の話題といえば申込手数料の引き下げ。コスモ証券が10月からゼロにしたのです。銀行や証券会社など大半の窓口では手数料は投資金額の1・5%(税別)ですから、コスモ証券で買えば相当な節約になります。

 これを最初に知ったときは驚きました。従来は有力投信会社が人気ファンドの安売りを認めるケースはわずか。一方、投信会社が投資家の資金を集めるためにファンドの申込手数料を安くしようとすると、窓口となる証券会社などが「もうからない」という理由で販売を拒否するケースも多かったのです。かくして投資家は超低金利下で負担感の強い申込手数料を払わせられ続けてきたのです。

 話は変わりますが、グロソブの広告が出た同じ日にある会合で運用会社の国際投信投資顧問の中里健一社長にお目にかかりました。これはチャンスと思い、「グロソブ無手数料」に対する認識について質問しました。すると「それは販売会社が決めること。今後もどこの販売会社が手数料を変えようと私たちがとやかくいうことではない」という趣旨の答えが返ってきました。投資家の立場からすると高く評価できる見解でしょう。グロソブに限らずファンドの申込手数料引き下げの流れが加速すよう期待したいと思いました。

guro_R

←グロソブの分配金の通知書。専業主婦などの場合、確定申告すれば差し引かれた税金をすべて取り戻すことも可能だ。

12月 8, 2005 編集部裏日記 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138031/7519770

この記事へのトラックバック一覧です: グロソブ手数料引き下げの裏: