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2005年12月30日 (金)

クリスマスも正月も企業買収

臼田です。

最近、友人と例の「M&A人生ゲーム」に興じています。ゲームの基本構造は普通の人生ゲームと同じで、戦略性より運任せの要素が強いゲームではあるのですが、やってみるとなかなか面白いです。

horiemon

基本的なゲームの流れは以下のような感じです。

(1)ルーレットで止まったマスごとに、利益や損失のイベントがある。

 ちなみに最も利益の大きなマスは「自社株に想定外の高PERがついた!」とか「IPOで大儲け!」とかいうもの。これらのマスに止まると、本業の利益がどうでもよくなるくらい儲かります。終盤では「法人税の追徴課税」という恐怖のマスもあります。

horiemon1

(2)マスによっては「有能な人材」や「提携企業」が手に入ったりする。

 人材の中に「韓流スター」なんてものまで含まれているのが笑えます。

(3)時折、企業買収のチャンスがある。誰も持っていない企業を買う「友好的M&A」と、他のプレイヤーからムリヤリ奪う「敵対的M&A」の2種類。

 敵対的M&Aのときは、二人のプレーヤーが「攻撃カード」「防御カード」を駆使して戦います。「ホワイトナイト」「クラウンジュエル」「プロキシーファイト」などが強力なカードの例ですが、中には「体力」「ハッタリ」なんてものも。そういえばみんな使ってましたね、ハッタリ。

horiemon3

(4)買収した企業の価値が上がったり下がったりするイベントがある。企業価値が上がると、決算ごとの純利益や時価総額が跳ね上がり、敵対的な買収もされにくくなる。

(5)「プロ野球チーム」やら「一等地のビル」などといった資産を購入するチャンスもある。ただ、ルーレットの目によっては、買った資産の価値が最後には紙くず同然になることもある。

(6)ゴールにたどり着いたら、所有している企業や資産、人材などを全て時価評価し、その金額の大小で勝敗を決める。

ちなみに、企業買収は借金して行うこともできます。そして恐ろしいのは、借入金額に上限がないこと。1ターンあたりの上限は決まっていますが、毎ターンコツコツと積み上げればいくらでも借りられます。しかも、金利があまり高くないんですよね。これも「ほりえもん」の価値観を反映しているんでしょうか(笑)?

というわけで、本年最後になるかもしれない更新でした。皆様、来年もよろしくお願い致します。

12月 30, 2005 編集部裏日記 | | トラックバック (0)

2005年12月21日 (水)

充実の日経マネー2月号発売!

編集長の北澤です。

それにしても相場は強いですね。12月に入りだいぶ値動きが荒っぽくなってきて、そろそろ調整があってもおかしくないかなと思いきや、またまた高値更新。市場に高所恐怖症と疑心暗鬼が広がりつつ、それでも売りをこなして下がらないというのは、本当に強い相場なのでしょう。

というわけで、多くの投資家にとって明るい1年となった2005年。しかし、中には満足できる投資成果を上げることができなかった人も少なくないはず。そこで「日経マネー」2月号の巻頭特集「1カ月で株名人!」。今の自分に満足できない人のための、投資家改造計画です。初心者などが陥りがちな株式投資の症状別に、処方箋を提案。「投資脳」を鍛えるための1カ月プログラムも考えてみました。症状を見て思い当たるフシがある方、読んでください。

このほか、デフレ脱却で様変わりするマネー戦略を考えた「祝!脱デフレの資産運用」、失敗しない投信選びを検証した「ホントに殖やせる投資信託選び」など、2月号は充実した特集ラインナップです。是非とも書店で手に取ってみてください。読みたくなる記事が必ずあるはずです!

12月 21, 2005 編集長の一言 | | トラックバック (1)

2005年12月20日 (火)

1万円が5名様に当たる株主優待アンケート実施中

関口です。

1カ月で株名人になるための特集を組んだ日経マネー2月号は、明日(12月21日)発売です。是非ご一読を。

といいつつ、話はその次の3月号に飛びます。3月号(1月21日発売)では、株主優待の特集を企画しています。そこで、読者の皆様にアンケートご協力のお願いです。
こちらに詳細が載っています。たった2問の簡単なアンケートですので、どしどしご回答ください。回答していただいた方の中から抽選で5名様に1万円分の商品券をプレゼントします!

さて、そんな優待特集は↓な感じです。何やら怪しげですが、楽しい企画にしたいと思います。
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12月 20, 2005 お知らせ | | トラックバック (0)

2005年12月16日 (金)

中国企業情報プレゼント!

坂崎です。

プレゼントのお知らせです。

『中国企業情報2006年上期版』株式会社サーチナ(中経出版)

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を、株式会社サーチナのご協力により4名様にプレゼントします!

香港・上海・深センの694銘柄の企業情報を収録。会社概要、売上・利益構成からサーチナオリジナルの企業評価まで掲載、中国株投資には必携の一冊です。
巻頭特集「中国株はこれからどう動くか」では、人民元切り上げや非流通株問題に焦点を当てています。

この本をご希望の方は、1.お名前、2.ご住所、3.メールアドレスを記入の上、件名を「中国企業情報プレゼント希望」として、money@nikkeihome.co.jp までメールをお送りください。締切は12月26日とさせていただきます。

当選の発表は、本の発送をもってかえさせていただきます。

※いただいた個人情報は、本の発送にのみ利用させていただきます。なお、日経ホーム出版社のプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。

12月 16, 2005 プレゼント | | トラックバック (0)

2005年12月13日 (火)

同窓会をやるならば

編集部の山上です。

 年明けの1月に、高校の同窓会を予定しています。なぜか幹事体質の私、今回もですが実は中学も、そして確か小学校も同窓会幹事……だったような気がします(あまりに遠い記憶でうろ覚え)。
 最近よく記事などで見かけるのが、同窓会代行サービス。案内通知、会場の手配、写真サービスから会計までやってくれて、宴会代コミで一人7000円くらいとか。確かにラクですよね。学校単位とかで同窓会組織がしっかりしていれば必要ないのでしょうけれど、クラス会程度だと結局誰かがテキパキ動かないとなかなか実行に至らないもの。「同窓会」という響きに反応し始める年代はまた、社会人として忙しい時期でもあるから、そこにビジネスが成立するのでしょうか。

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 大阪には同窓会専門のビル(宴会場はもちろん、2次会用のバーもあり、1つのビル内で全て完結)があり、一時期話題になりました。(写真は、2次会用のバー)。他の地域に同様のビルが建ったというニュースは記憶にありませんが、ホテルやパーティ会場なども同窓会プランに力を入れている様子。これから団塊の世代のリタイアも控えこの手のビジネスが伸びていくのかもしれません。
ちなみに私の方は、打ち合わせと称して幹事が集まって飲むのも楽しく、取りあえずは自力開催です。

12月 13, 2005 | | トラックバック (0)

2005年12月10日 (土)

マンション株は国策に売りなしか?

編集部の山本です 

来年1月発行の『日経マネー』で特集する恒例の確定申告特集の取材を進めています。税制を見直して改めて思うのは個人のマイホーム購入に対する優遇策の厚さです。さらに最近の「アネハ問題」に対する政府の対応を見ていると、何としても国民に家を買わせたいんだなあとつくづく感じます。

 思えば初めて確定申告に関する記事(そのころは新聞記者でした)を書いたのは1999年の所得の申告分のときでした。当時、導入された大型の住宅ローン減税について税のプロの野末陳平さんに取材したら「常識外れの大減税」とコメントしていました。
 さらに03年には親から住宅資金3500万円をもらっても贈与税を支払わなくて済む相続時清算課税制度が始まりました。その年の終わりごろに取材した著名アナリストであるHSBC証券の増田悦佐氏は「東京都心部で住宅取得ブームがどんどん広がる」といち早く予測していました。

 そして今回のアネハ問題。被害者に対して非常な速さで政府は大型の対策を打ち出しました。住民の安全を守るのが第一なのでしょうが、武部・自民党幹事長の発言からもわかるように、住宅取得の動きが衰えることをものすごく心配しているのです。個人が住宅を購入することによる経済効果はとても大きいと考えているのです。「国策に売りなし」という格言があります。いったんは値下がりしたマンション株が急反発したのはうなずけます。

 ただし日本の建築文化の貧困さが露呈したことは確かです。下の写真は東京メトロの茅場町駅のほぼ真上に立つホテル『京王プレッソイン』。立地条件は良いのですが‥‥。
 マンションやビジネスホテル、雑居ビルなどを目にして「何だか安っぽい」と感じた経験は誰にでもあるはず。こうした生活者の実感が行動に変わるのはこれからでしょう。いくら政府が頑張っても問題が短期間で収束するとは思えません。株式投資家やサラリーマン大家を目指す方々はご用心を。

keio_R ←東京・茅場町にある『プレッソイン』。1階部分は金属板で囲われていました。近くを通った人が「これが偽装ホテルか」などと話す光景も見られました。

12月 10, 2005 気になるニュース | | トラックバック (0)

2005年12月 8日 (木)

タイピングでクリスマスを占う

編集部の関口です。

現在ごりごりと原稿を書いている時期です。編集部の皆さん、カタカタカタカタ……

そんなわけで、空き時間ができても、自分もカタカタやっていないと気まずい雰囲気。そんなときはe-typingでタイピング練習です。

このサイト、特定分野の単語の練習なんかもできるんですね。トップページに流行語タイピングなんていうのもありました。

で、日経マネー編集部の人間たるもの株式用語タイピングはやらなければと思い挑戦。結果は……

レベル「Ninja」であります。やたらと高い評価。仕事でこんな単語ばかり打ってるのですから当然といえば当然なのかもしれません。

それから、今年こそは仕事のない幸せなクリスマスを、という願いを込めてクリスマスタイピングにも挑戦しました。結果は……



「Good!」とは言われているものの、株式用語タイピングよりもはるかに低い評価。なんだかミスも多いです。特に「イルミネーション」という単語を無意識に拒絶しているのでしょうか。

やはり今年もクリスマスには疎遠なのかと、悲しい気持ちになりました。

12月 8, 2005 編集部裏日記 | | トラックバック (0)

グロソブ手数料引き下げの裏

編集部の山本です

 12月7日の日経朝刊にグローバル・ソブリン・オープン(通称・グロソブ)の広告が出ていました。保有者はおよそ115万人だそうです。まさに国民的金融商品といった感があります。

 このグロソブの最近の話題といえば申込手数料の引き下げ。コスモ証券が10月からゼロにしたのです。銀行や証券会社など大半の窓口では手数料は投資金額の1・5%(税別)ですから、コスモ証券で買えば相当な節約になります。

 これを最初に知ったときは驚きました。従来は有力投信会社が人気ファンドの安売りを認めるケースはわずか。一方、投信会社が投資家の資金を集めるためにファンドの申込手数料を安くしようとすると、窓口となる証券会社などが「もうからない」という理由で販売を拒否するケースも多かったのです。かくして投資家は超低金利下で負担感の強い申込手数料を払わせられ続けてきたのです。

 話は変わりますが、グロソブの広告が出た同じ日にある会合で運用会社の国際投信投資顧問の中里健一社長にお目にかかりました。これはチャンスと思い、「グロソブ無手数料」に対する認識について質問しました。すると「それは販売会社が決めること。今後もどこの販売会社が手数料を変えようと私たちがとやかくいうことではない」という趣旨の答えが返ってきました。投資家の立場からすると高く評価できる見解でしょう。グロソブに限らずファンドの申込手数料引き下げの流れが加速すよう期待したいと思いました。

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←グロソブの分配金の通知書。専業主婦などの場合、確定申告すれば差し引かれた税金をすべて取り戻すことも可能だ。

12月 8, 2005 編集部裏日記 | | トラックバック (0)

2005年12月 5日 (月)

隣の有望株(1) ~コンビニ払い込み用紙の裏側に~

臼田です。

株式市場には4000社近い銘柄があります。株を始めたばかりの人にとって、そのほとんどが「聞いたことのない会社」だと思います。

ただ社名が世間に知られていなくても、普通の人の普通の日常には、実はたくさんの「有望株」と呼ばれる企業が潜んでいたりするのです。このコーナーでは時々、そういう例を紹介していけたらと思います。

さて、今日の有望株の話はこちら。この前、パソコンのリサイクル料金をコンビニで支払ったのですが、下の写真はそのときに残った控えです。

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これのどこに有望株が?エプソンのこと?と思われたかもしれませんが、今回の銘柄はこの紙の裏側にあります。



















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その名前はウェルネット(2428)。この「コンビニ支払い」というシステムを裏で運営している決済インフラ企業です。通販の利用など、コンビニで支払われた金額の一定比率を手数料として受け取るビジネスモデルで、コンビニ払いをする人が増えれば増えるほど売り上げが伸びる構造になっています。

コンビニ払いだけではなく、ネット通販でのクレジットカード決済など、様々な支払手段に対応しています。航空会社を顧客に持っており、携帯電話を使った航空券の予約システムなども手がけています。最近ではこんなニュースも出ました。

もちろん同業のライバルも多いので、同社の成長が約束されている訳ではないですが、電子決済などの市場は間違いなく拡大していく分野。何気なくネットで買い物をするだけでなく、「これの裏側で成長している会社があるんだ」と思いをめぐらしてみてはいかがでしょうか。

12月 5, 2005 お金入門 | | トラックバック (0)