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2005年11月29日 (火)

「つみたてくん」の解約で感じた3つの「?」

 編集部の山本です

 私が個人のマネーライフについて取材を始めたのは新聞社にいた1999年初からです。それとほぼ同時期に始めたのが住宅金融公庫の住宅宅地債券(通称・つみたてくん)。記者には資産運用の制約がありますが、何か実体験してみようと思ったのです。

 1999年2月から2002年2月まで7回にわたり約40万円ずつ積み立てました。積み立て総額は284万8805円。そして早いもので満期日が来年の2月20日に迫りました。この間、窓口だった日本興業銀行が消滅したほか、私も住所が変わったのにほったらかし。そこで満期のお金を受け取るにはどうすればいいか確認しようと11月半ばに銀行に出向きました。

 久々に訪れた東京駅八重洲口方面にある日本興業銀行・東京営業部はみずほコーポレート銀行になっていました。店頭も様変わり。指示された通り3階に行くと「うちでは取り扱っていません。丸ノ内1丁目のみずほ銀行の支店に行ってください」と悪びれずに女性行員は言いました。きちんと住所変更していたら連絡が来たのかもしれませんが、この銀行の対応が一つ目の「?」です。

 さらに、この行員が教えてくれたことは、もっと大きい「?」でした。満期で受け取れるお金は305万円なのですが、満期まで待とうが今換金しようが変わらないというのです。だから、住所変更と同時に解約してはどうかとアドバイスしてくれました。
 10月21日以降の解約なら305万円がそっくり受け取れるとのこと。満期の4カ月前でも満期日でも同じ金額が戻るなんて、金融商品の公式の崩壊ではありませんか。その理由はともかく、これから満期を迎えるつみたてくんを保有している読者がいたら、注目してほしいポイントです。

 私はアドバイス通りに丸ノ内のみずほ銀行で解約しました。12月半ばに代金を振り込むので口座を教えてほしいといわれ、別のみずほ銀行の支店を指定しました。ここで3つ目の「?」の出現です。手数料525円を差し引くというのです。今の預金金利を考えると525円はいかにも重い。同じみずほ銀行への振り込みですよ。7回もまとまったお金を積み立てた客なのだから振込み手数料はゼロか100円くらいでもいいだろうと思いました。

 個人的体験談にここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。読者の皆様の金融機関や金融商品に関する「?」にはどんなものがあるのでしょうか−−。

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←積み立てを始めたときにもらった住宅宅地債券積立手帳

11月 29, 2005 編集部裏日記 |

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